議会質問
個人質問‐川本 均
民主・立憲フォーラムの川本 ひとしでございます。個人質問をさせていただきます。
まず、ワーク・ライフ・バランスついてお伺いをいたします。ワーク・ライフ・バランスとは、働いている全ての人が、仕事だけの生活に追われるのではなく、趣味、学習、休暇などを楽しみ、また、育児、介護にかかわる時間を十分に確保することで、仕事と生活の両方を充実させられる生き方のことで、1980年代の欧米において、子育て、長時間労働などのストレスを抱える労働者のために使われたのが始まりであり、日本では、政府が働き方改革を提唱し始めたことで、ワーク・ライフ・バランスが注目されるようになりました。ワーク・ライフ・バランスを実現することで、相乗効果により仕事、生活ともに充実したものとなることを目指すものと認識をしております。今日女性職員の割合が増加したことや、常勤職員以外にも再任用、臨時、非常勤職員等の増加によって公務を支える職員雇用形態は多様化しております。このような雇用形態の中、まず、本市のワーク・ライフ・バランスの取り組み状況と課題についてお聞かせください。男性の育児時間休暇の取得状況や介護休暇の取得、また、女性職員の割合、女性職員の管理職登用の割合、そして、特に女性職員の場合は、ライフイベントによる制約を受けやすい状況にあります。本市では、第4次すいた男女共同参画プランを策定され、ワーク・ライフ・バランスの推進を図っておられるところでありますが、女性職員の活躍を推進するための施策として取り組んでおられることがあればお聞かせをください。また、フレックスタイム制度の導入の検討、また、テレワークの推進などによる職場の働き方改革など、働く職員のニーズに応じて仕事の形態や時間帯を選べるような環境整備も、必要ではないでしょうか、今後、どのように取り組んで行かれるのかお聞かせをください。
次に、AI技術を活用した業務の効率化についてお伺いをいたします。現代の自治体では少子高齢化社会、人口減少社会の到来により、税収入や働き手の減少などにより、人的、予算的な制約条件が厳しさを増すとともに、社会構造や世帯構成の変化に伴い、住民ニーズや地域課題は複雑化、多様化しております。さらに、日常業務において長時間労働の改革や、より少ない人員で効果的かつ効率的な行政経営の推進も求められております。このような状況の中で、行政課題を解決する手段としてAI、RPAに注目が集まっております。国でも、2018年7月に策定されたデジタルガバメント実行計画において、自治体行政のさまざまな分野で、AI、RPA等による業務効率化を推進する方向性が示されており、具体的な取り組みやスケジュール等について検討し、2018年度以降、順次構築に向けた取り組みを推進するとされております。また、自治体戦略2040構想研究会や地方自治体における業務プロセスシステムの標準化及びAI・ロボティクスの活用に関する研究会において、自治体におけるAI、RPAの活用に関する取り組みが進められています。本市においても行財政改革で人員の適正化や業務の効率化を図ってこられておりますが、今後さらに行財政改革を進められていかれる上で、AIやRPA技術の活用した業務の効率化についての御見解をお聞かせをください。また、今後の展開についてもお聞かせください。また、千葉県千葉市では道路管理、埼玉県さいたま市では、保育所利用調整業務の省略化など、AIによる技術を活用して業務の効率化を図られております。このような先進事例についてどのように認識されているのかお聞かせをください。
次に、食品ロス削減についてお伺いをいたします。国では、食品廃棄物の量を削減するために、食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律、いわゆる食品リサイクル法に基づき、国、地方自治体及び事業者等による取り組みが進められております。食品リサイクル法に基づく事業者からの報告等をもとに食品廃棄物等の量を推計したところ、平成27年度には約2,842万tの食料廃棄物等が発生しており、食品廃棄物等のうち、本来食べれるにもかかわらず捨てられてしまう食品ロスに関しては、平成27年度には約646万tであったことと推計されました。平成27年9月に国際連合で採択された持続可能な開発のための2030アジェンダで定められている持続可能な開発目標、SDGsをもとに、2030年までに世界全体の1人当たりの食料の廃棄を半減させることが盛り込まれるなど、近年関心が高まっています。そこでお伺いをいたします。まず、本市での家庭系及び事業系それぞれの食品廃棄物の組成分析調査の状況とその認識についてお聞かせをください。
次に、学校給食における食品廃棄物と食品ロスの現状と認識についてはいかがでしょうか。あわせて、家庭系、事業系、学校給食、それぞれについて、食品ロスの発生要因として考えることについてお聞かせをください。また、食品ロスの削減についての取り組みについて、市民や事業者への啓発事業とその効果についてお聞かせをください。学校教育におけるリデュース、リサイクルの取り組みについてもお聞かせください。学校給食においての食品ロスの削減に向けては、食品廃棄物の3Rや、食品に感謝し大切に消費する食育、環境教育などの実施が重要であると言われております。本市においての食育の取り組みについてお聞かせをください。
次に、子供の養育費についてお伺いをいたします。離婚等によるひとり親家庭で子供の成長を支えるのが養育費であり、また、受け取りは子供の権利でもありますが、支払いを取り決めていないケースが多い上に、離婚時に養育費の取り決めをしたにもかかわらず約束どおりに支払われることが少なく、養育費の未払いは大きな社会問題となっております。厚生労働省の平成28年度の調査によりますと、養育費の支払いを受けたことのない母子家庭は5割を超え、日本は先進国の中で、子供のいる大人1人当たりの貧困率が最悪水準とする国際調査もあります。まず、本市において養育費をもらっている人の割合についてお聞かせをください。また、その割合についてどのような評価をされておられるのかお聞かせをください。養育費の確保のための支援策として大阪市や滋賀県湖南市では、支払いを取り決める公正証書の作成や民間保証会社の利用に助成金を出し、支援されております。また、明石市では、5年前から支援制度を始められ、現在、不払い時に市が立てかえ、支払い義務のある親から回収する。応じない場合、悪質なら過料を課して氏名も公表する制度を検討されておられます。先進市の取り組みについての認識と今後の本市の取り組みについてお考えを示してください。また、離婚して母子家庭、父子家庭になった場合、申請により児童扶養手当が支給されます。児童扶養手当は、所得に応じて支給額が変わりますが、所得を算定する際、支払いを受けている養育費の8割を所得に含めることになっており、養育費をもらっていなければ計算上の所得が少なくなるので、児童扶養手当の計算上は有利になります。養育費の未払いは、財政の負担増につながることになります。今年度の扶養児童手当の支給総額と養育費未払いによる負担額をお聞かせをください。養育費未払いによる負担額を減らすには、離婚届の提出や、児童扶養手当の申請時において扶養費が未払いの場合、扶養する義務のある者から、養育する義務のある者から養育費を支払いをしてもらうようなどの指導を対策は講じられておられるのかお聞かせをください。
次に、江坂公園内施設の再整備についてお伺いをします。江坂公園は、南吹田第2土地区画整理事業により整備され、昭和44年2月に開設され、その後、平成8年には業務集積地内の憩いの場の提供と、江坂駅周辺の路上駐車の解消、公園内には自転車やバイクが放置され、公園利用者に支障を与えていたこともあり、江坂駅周辺の違法駐車対策と放置自転車対策として、地下に自転車・自動車地下駐車場を設置した公園として再整備されました。また、文化やコミュニティ醸成の施設として、図書館や市民サービスコーナーの設置や、市民の都市緑化意識の高揚と園芸知識の普及を図ることを目的とした花とみどりの情報センターも開設されました。整備後、数十年が経過し、平成28年3月に地下駐車場が閉鎖、図書館は、床面積511㎡と手狭なスペースの中で対面朗読室や視聴覚資料コーナーも設置され、以前からブックスタートや読み聞かせ、講演会などの行事を行う集会室についても収容能力が少なく、利用に当たっては満杯の状況で、市民から増床の声が寄せられていますが、いまだ実現に至っておりません。また、花とみどりの情報センターの展示スペースは、天井が高く開放的な空間で、ベンチも随所に配置され、江坂公園で遊んでおやつを食べに来た小学生の子供たち、図書館帰りの乳幼児連れのママたち、営業回り途中のサラリーマンなどの休息スポットとして利用されていますが、千里花とみどりの情報センターが開設により業務も分散され、相談件数も減少にあります。施設の老朽化が進むと同時に、施設利用の多様化が求める中、地下駐車場の跡地についてはさまざまな提案はあるものの、具体的な提案には至っておりません。方向性を示すべきあると思いますが、御所見をお聞かせをください。また、花とみどりの情報センターと図書館を一体化して、図書館機能を中心とした施設に再整備されてはいかがでしょうか。江坂公園もサウンディング型市場調査を実施されておりますが、調査結果でで得られた魅力向上に向けたアイデアや意見などが事業化され、より一層魅力的な江坂公園になることを期待をしております。
その他といたしまして市制80周年記念モニュメントの設置についてお伺いをいたします。メイシアターは、現在、大阪府北部地震で大ホールの天井のつり材や補強材が変形するなどの損傷があり、安全面で懸念があるため、2019年7月から2020年8月まで全館を休館し、大ホールの復旧とあわせて大規模改修を実施されています。メイシアターの周辺整備の一環として整備されたいずみの園公園も開設から34年がたち、構造物や通路部分の老朽化が進んでいることから、一部整備を検討されているように伺っております。2020年、市制施行80周年を迎えるに当たり、さまざまな記念事業を検討されていますが、過去の周年記念として片山公園にモニュメントが設置された経過があります。メイシアターには、世界で著名な新宮晋さんの作品である動くモニュメント作品名空のイメージが開館当初に設置されており、その特徴である動きがメイシアター利用者に永く親しまれ続けております。大規模改修に紆余曲折のあったメイシアターの新たなスタートに際し、メイシアター内にある動くモニュメント空のイメージとつながりを演出するような新宮晋さんの新しい作品を市制施行80周年記念モニュメントとして、いずみの園公園に設置されてはいかがでしょうか。新宮晋さんが創作するモニュメントはメイシアターと本庁舎前の個性あふれるシンボルとなり、空のイメージとの共演が実現すれば、相乗効果でメイシアターの内外が永く市民に親しまれるすてきなスポットになると思います。市長の御所見をお聞かせください。
これで1回目の質問を終わります。
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【平田理事答弁】ワーク・ライフ・バランスついて
本市職員のワーク・ライフ・バランスの取り組みにつきましては、特定事業主行動計画に沿って進めているところでございます。年次休暇取得率や男性の育児休暇取得率、短期も含めた介護休暇取得者数、課長代理級以上の管理的地位に女性職員が占める割合は増加傾向にございますが、引き続き長時間勤務の是正など各取り組みを推進していく必要があり、意識、制度、行動のどれか一つが欠けても実現できないと考えております。また、女性職員の活躍推進につきましては、職員がみずからキャリアプランを描き、意欲を持って主体的に業務に取り組むことができるよう、キャリア形成の支援を行うとともに、管理職が部下の強みを知り、引き上げていくスポンサーの役割を果たすことができるよう、意識改革やマネジメント力の強化に取り組んでいるところでございます。社会をリードする責任を果たすためにも、今後とも課題等を整理しつつ必要な取り組みを進めてまいります。
以上でございます。
【総務部長答弁】ワーク・ライフ・バランスついて
フレックスタイム制度の導入等についてでございますが、本年4月から早朝や夜間に業務が予定されている場合に、通常午前9時の勤務時間をスライドして勤務することのできる時差勤務制度を導入し、効果的な公務の推進を図るとともに、時間外勤務を抑制されることによる職員の健康保持に努めているところでございます。今後制度に関する職員アンケートを実施し、業務に支障を生じさせることなく、職員のニーズ
にも対応した制度となるよう、改善に向けた検討をしてまいります。また、テレワークにつきましては先進市の事例を参考にしながら、関係部局と検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
【行政経営部長答弁】ワーク・ライフ・バランスついて
業務プロセス改善の取り組みを進める上で、AIやRPAを初めとしたICTのさらなる活用を図ることは重要であると考えております。第4期情報化推進計画におきましても、アクションプランの一つである最新技術の活用と調査研究の中で、AIやRPAなどを活用し、業務改善を進めることを位置づけております。今後につきましては、まず現在は情報収集や実証実験などを行っており、来年度当初予算において、RPAの導入及びAIを活用した議事録作成支援システムの導入を目指して、取り組みを進めているところでございます。将来的には、それらの全庁的な活用を図るとともに、今後急速に進展することが予想される技術動向を初めとした外部環境につきましても、注視しながら検討を行い、施策に反映していくことで、業務プロセス改善の取り組みを着実に進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
【土木部長答弁】ワーク・ライフ・バランスついて、江坂公園内施設の再整備について
AI技術を用いた道路管理につきましては、その点検技術により、効率的で計画的な道路の修繕を可能にし、ライフサイクルコストの低減や予防保全型の維持管理にもつながることは認識しているところでございます。平成29年(2017年)12月に締結された吹田市におけるICTを活用したシティプロモーション推進に関する連携協定による活動の中で、スマホを利用した道路路面診断システムについて、事業者から一定の情報提供を受けており、現在も関連情報を収集しているところでございます。千葉市などにおいては、これらシステムに組み込まれたAIにより、撮影した画像をもとに、修繕の必要性などを判定できるとお聞きしておりますが、対象道路の選定方法や延長、道路の損傷を修繕する基準は自治体により大きく異なることから、道路の損傷状況等に対し、どのような運用を行っているのか先進都市の取り組み状況について注視してまいりたいと考えております。
次に、江坂公園駐車場跡地は、江坂公園の地下空間にあり、その活用に当たっては制約条件も多く、さまざまな課題もあることから具体的な提案には至っておりません。跡地の活用に当たっては、地域を初め、江坂公園の魅力向上に向け、駐車場単独ではなく公園と一体的な利活用をしていくことで相乗効果が期待されるものと考えております。また、江坂花とみどりの情報センターは、展示スペースでのロビーフェスタ開催など、図書館と連携した取り組みも行っており、図書館を利用される市民の利用も多いと認識しております。今後、江坂公園のパークマネジメントを行う上で、9月に実施したサウンディング型市場調査で民間事業者からいただいたさまざまな活用アイデアも参考に、駐車場跡地活用や花とみどりの情報センターの現在の指定管理期間を考慮しつつ、公園全体の魅力を向上するような施設のあり方を、関係部局と連携しながら検討してまいります。
以上でございます。
【児童部長答弁】ワーク・ライフ・バランスついて、子供の養育費について
まず、AI技術を活用した業務の効率化についてでございますが、児童部におきましては、令和2年度(2020年度)の保育所等利用申し込み分からAI技術を活用した選考を導入する予定でございます。なお、検証のため、従前の職員による選考とAI選考を並行して利用調整を実施することとしており、AI選考の本格運用により業務の効率化が図られるのは令和3年度の保育所等利用申し込み分からとなる見込みでございます。
次に、子供の養育費についてでございますが、離婚等によるひとり親家庭のうち、本市における令和元年度児童扶養手当現況届を提出された方の養育費の支払いを受けている方の割合につきましては、19.6%となっており、低い水準であると認識しております。
次に、他市で実施しております養育費補償制度等の事業につきましては、本市におきましては現在のところ検討しておりませんが、養育費が子供の健やかな成長に必要不可欠なものであることを踏まえ、先行市の実施状況を注視してまいりたいと考えております。
次に、平成30年度に支出いたしました児童扶養手当の支給総額は約11億5,000万円でございます。養育費未払いによる市の負担額につきましては養育費の未払い総額を把握することが困難でありますことから、お示しすることができません。
最後に、本市における養育費確保に向けての取り組みといたしまして、離婚届の配付時に、法務省が作成しております子供の養育に関する合意書作成の手引とQ&Aをお渡しするとともに、離婚前の御相談時には養育費と面会交流の取り決めについての重要性を御説明しております。さらに、児童扶養手当申請時には養育費の有無について確認をし、養育費の取り決めをされていない場合は、元家庭裁判所調査官等の専門相談員による養育費、面会交流相談を御案内し、養育費確保のための取り決めや支払いの履行、強制執行の手続等について相談者の状況に応じた助言や情報提供を行っております。今後とも国の動向や先行市の事例を注視しながら、養育費の確保に向けての支援を初め、ひとり親家庭の自立支援施策の充実に取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
【環境部長答弁】食品ロス削減について
食品ロス削減についてお答えをいたします。
まず、家庭系及び事業系ごみの食品廃棄物の組成分析調査の状況でございますが、昭和63年度(1988年度)から燃焼ごみの調査を実施をし、過去5年間の調査結果では、家庭系ごみは横ばい、事業系ごみは増加傾向にあり、燃焼ごみに占める割合は2割から3割程度に達し、さらなる削減が必要であると認識をいたしております。また、平成29年度から、毎年食品ロス削減に向け、新たに手つかず食品、この調査を始めており、さらなる詳細な実態把握に努めております。次に、家庭系、事業系の食品ロス発生要因といたしましては、つくり過ぎ、食べ残し、手つかずなどが考えられます。最後に、啓発及びその効果につきましては、アジェンダ21すいたとも協働し、JR吹田駅及び江坂駅周辺の飲食店などに対して、食べ残し削減の啓発ポスターを配布してまいりました。今後は、阪急沿線の飲食店などにも広げてまいります。また、市民、事業者、行政の三者協働の吹田市ごみ減量再資源化推進会議において、食品ロス削減の取り組みを進めております。来年度、策定予定の(仮称)吹田市第3次一般廃棄物処理基本計画の中で、多様な主体の意見を踏まえ、食品ロス削減に向けたより効果的な取り組みについて議論してまいりたいと考えております。
以上でございます。
【学校教育部長答弁】食品ロス削減について
食品ロス削減にかかわりまして、学校教育部から御答弁申し上げます。初めに、学校給食における食品ロスでございますが、学校給食は食数に合わせて調理しますので食材に無駄は生じませんが、残菜率としましては、平成30年度で小学校約2%、中学校約12%ございます。中学校で残菜率がやや高いのは、個人ごとに量を調整していないためと考えております。次に、学校教育におけるリデュース、リサイクルの取り組みとして、社会科や家庭科などでの学習に加え、小学校では資源循環エネルギーセンター、破砕選別工場等の見学や、ごみ分別についての調べ学習などを行っています。また、中学校では、回収したペットボトルキャップをユニセフに寄附することで、ワクチン支援につながるエコキャップ活動に取り組む学校もございます。さらに、環境問題について関心を深めることを目的に、資源リサイクルセンターの環境学習発表会に毎年参加し、児童、生徒が取り組みを発表したり作品を展示したりしております。最後に、食育の取り組みでございますが、授業などを通じ、食べ物や生産などにかかわる人たちへの感謝の気持ちに対する理解を深めることなどに努めております。
以上でございます。
【地域教育部長答弁】江坂公園内施設の再整備について
江坂図書館につきましては、年間約27万人の来館者があり、多くの市民の方々に御利用いただいておりますが、御指摘のとおり、床面積は大変狭隘となっております。多くの市民の方々、また議会からも拡充の声をいただいており、担当としましても課題であると捉えておりますことから、図書館の増床、拡充につきまして、公園及び公園内の他施設と一体的に行えるよう、今後関係部局と連携しながら検討してまいります。
以上でございます。
【都市魅力部長答弁】市制80周年記念モニュメントの設置について
市制施行80周年記念モニュメントの設置につきまして、まずは担当より御答弁申し上げます。メイシアターに設置をしております新宮晋さんの作品、空のイメージは、ロビーに文化的な彩りを与え、市民に親しまれております。風を受けて動く仕組みが特徴的で、世界的にも評価のある新宮さんの作品はメイシアターのほかにも千里北公園に風の道が、また、江坂公園に星のシグナルが設置されており、新宮さんの作品を通した本市の魅力発信は新しい切り口になると考えております。本市のシティープロモーションの中で新宮さんの作品を広く紹介しながら、多くの方々に楽しみ、親しんでいただくよう取り組んでまいります。そうした取り組みを続ける中で、機運の高まりの状況を伺いながら、新宮さんの作品の新たな設置について研究してまいりたいと存じます。
以上でございます。
【後藤市長答弁】
ただいま御質問の中でも、また部長答弁の中でも新宮晋さんのアート作品のすばらしさというのは我々も認識をしているところでございます。認識をさせていただきました。市制80周年記念モニュメントとして泉の園への設置というアイデアをいただきました。公共空間を高質にする上で、アートセンス、アートなデザインセンスがもちろん必要です。御提案の内容はまさにその考えに基づくもので、この公園の新たな修景手段として参考とさせていただきたいと存じます。
以上でございます。
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議長のお許しをいただきまして、要望をさせていただきたいと思います。江坂みどりの情報センターと江坂図書館の一体化についてお伺いをいたしました。土木部からは、展示スペースでのロビーフェスタの連携してやってる、また、図書館の利用度の高いことは十分認識をされており、また、地域教育部からは図書館の増床、拡充については公園と一体化したような使えるように検討し、今後関係部局と検討していくという御答弁をいただきました。どうか両部にまたがりますが、江坂地区の大きな課題の一つでもございます。どうか早急にですね、お互いそれぞれ担当部署という垣根はあるかと思いますけども、しっかりと調整をしていただいて、早期に実現をしていただきますように要望させていただき、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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