議会質問
個人質問‐西岡 友和
民主・立憲フォーラムの西岡友和です。それでは、発言通告のとおり質問をさせていただきます。なお、6、行政手続のオンライン化につきましては他会派からも質問がありましたので、取下げをさせていただきます。
1、押印の法的効力についてお伺いをします。現在、市へ提出する書類の多くに署名、捺印が必要かと思います。直筆の署名があるにもかかわらず、いわゆる三文判と言われる捺印を必要とする法的根拠をお答えください。
2、子ども医療証についてお伺いをいたします。本年7月より、18歳を迎えるまでの期間有効となりました。しかし、これまでと変わらず紙でできたものであり、しかも財布にも入らないサイズとなっております。汚れまたは棄損しやすく、再発行には市民の皆様そして本市職員の双方にとっても手間でございます。また市民の立場に立って考えれば、財布にも入り棄損しにくいプラスチックのカードタイプにするべきではないでしょうか。担当理事者の御見解を求めさせていただきます。
3、小・中学校の熱中症対策につきお伺いをいたします。ここ数年、7月から9月末まで30度を超える日が常態化しています。今年度、体育の授業で保健室等に搬送されたなど、いわゆる熱中症の疑い、熱中症の症状があった児童数の合計、そして最も多い学校と最も少ない学校の件数を、小学校、中学校それぞれお示しください。
4、新生児、乳児訪問についてお伺いをいたします。本市では希望する家庭のみ実施をしております。本事業の案内、周知の方法と、申込みの方法及び過去3年間の利用実績をお示しください。
5、防犯カメラにつきお伺いをいたします。本年7月に市内の民家に3人の男が押し入り、現金を強奪されるという事件が発生いたしました。本市では全36小学校区に各15台のほか一部の駅周辺に22台、合計562台の防犯カメラを設置しています。一方、箕面市では全14小学校区にそれぞれ50台、合計700台、さらに自治会への補助施策で設置をしたカメラを合わせますと、合計で1,371台でございます。人口規模で考えますと、本市の4倍以上にも該当する台数となります。また、隣の豊中市では1小学校区に平均で30台、その上自治会の補助金制度を利用して876台のカメラを設置、合計で2,000台を市内に設置しております。いずれも本市の2倍以上の台数となります。そこでお伺いをいたします。防犯カメラの設置台数と犯罪の発生につき、因果関係はあるとお考えでしょうか、担当理事者にお尋ねをさせていただきます。
以上で、1回目の質問を終わります。
【行政経営部長 答弁】押印の法的効力について
市の手続における押印の必要性についてでございますが、本市の財務規則など法令上必要とされているもの、国などの統一様式に押印欄があるものに加え、法令等に基づくものではございませんが、不動産関係の書類における本人の意思確認のために求めているものなどがございます。行政手続などにおける押印の見直しは、手続のオンライン化や市民の利便性の向上に寄与することから従前から取組を進めている
ところでございます。現在、国におきましても法令等の改正を含め、各手続における押印の必要性について検討されておりますことから国の動向を注視し、さらなる見直しを進めてまいります。
以上でございます。
【児童部長 答弁】子ども医療証について
子ども医療費助成制度につきましては、本年4月より助成対象年齢を引き上げたことに伴いまして、18歳年齢到達年度末を有効期限とする医療証を発行させていただいております。医療証の再発行につきましては随時対応させていただいており、プラスチックのカードタイプなど他のタイプの医療証への変更につきましては、現状では検討いたしておりません。年齢拡充による医療費助成額等を把握しながら、今後とも子ども医療費助成制度の充実に努めてまいります。
以上でございます。
【教育監 答弁】小・中学校の熱中症対策について
本年9月15日現在で、本市の小・中学校において熱中症の疑いがあった児童、生徒数は、小学校186名、中学校272名でございます。次に、最も多かった学校の発生件数は、小学校46件、中学校67件で、最も少なかった学校の発生件数は、小・中学校ともにゼロ件でございます。
以上でございます。
【政経営部長 答弁】新生児、乳児訪問について
出生後1歳までの子供を養育している家庭への訪問につきましては、妊娠届け時や妊娠7か月頃に送付する妊娠後期支援レター、両親教室、ホームページ、電話相談など様々な機会を捉えて周知をしております。また、出産した医療機関からも必要に応じて案内をしていただいております。申込みにつきましては、出生連絡票や電話、ファクス、電子申請で受け付けております。利用実績でございますが、平成29年
度(2017年度)は1,747件、平成30年度は1,798件、令和元年度は1,999件であり、令和元年度は乳児のいる家庭の66.5%に訪問をいたしております。
以上でございます。
【危機管理監 答弁】防犯カメラについて
防犯カメラの設置台数と犯罪発生件数の因果関係につきましては、ここ5年間の府下各市の犯罪認知件数の推移を見ると、防犯カメラの設置台数が多い自治体が他の自治体と比べて犯罪認知件数の減少率が高いという明確な関係性を示すデータは確認することができませんでした。本市が設置している防犯カメラは、公園を含めて市内に643台設置しており、過去に市の補助金を活用して自治会が設置している50台を合わせますと、市内に693台の防犯カメラが可動しています。3か年計画で市が設置した防犯カメラの初年度のリース契約期間が来年度に終了することを見据え、現在吹田警察署と連携しながら設置箇所及び台数等の検証を行っているところです。
以上でございます。
お許しをいただきましたので、2回目の質問をさせていただきます。
1、押印の法的効力について3点質問をさせていただきます。1点目、御答弁をいただきました法令上の根拠として本市の財務規則を挙げられましたが、48条の請求書、49条の委任状につきましては登録印
のことを示しており、本質問で問う三文判ではありませんので該当しないかと思います。となりますと、署名があるにもかかわらず捺印を必要とする法的根拠はないということになりますがよろしいでしょうか、お伺いをいたします。2点目、法令に基づくものではありませんが、不動産関係の書類における本人の意思確認に利用しているとの御答弁ですが、誰でも100円ショップ等で購入ができる三文判が、なぜ本人の意思確認になるのでしょうか。署名があれば十分ではないでしょうか。お答えをいただきたいと思います。3点目、国の動向を注視しながら見直しを進めるとのことですが、国が指定する統一様式を除き、市民の皆様が本市に提出をする書類になぜ国の動向を注視する必要があるのでしょうか、お尋ねをいたします。
2、子ども医療証について2点質問をさせていただきます。1点目、今年度7月より子供の医療証の有効期限が18年となりました。その際、紙でできた従来のものでは耐久性など不十分であるというような意見は出なかったのでしょうか、お尋ねをいたします。2点目、財布に収まるカードのサイズと手のひら大のどこにもどうにも収まらない既存のサイズ、どちらが紛失のリスクが少ないでしょうか。また、市民の皆様が病院へと伺う際、どちらのサイズが持ち運びに便利だとお考えでしょうか、お伺いをいたします。
3、熱中症対策について3点質問させていただきます。1点目、今回の御答弁から、各学校ごと熱中症の発生件数に大きなばらつきがあることが明らかとなりました。この原因は一体どこにあるとお考えでしょうか。2点目、この猛暑の中、最も多い学校では67件もの熱中症の症状が発生している中、酷暑の7月、8月、9月、熱中症のリスクを冒し、どうしても体育の授業を行わなければならない、その理由は何でしょうか。
3点目、ある保護者から、体育の授業中に熱中症の症状があり休憩したい申出をしたところ、最後まで頑張れと言って休憩をさせてもらえず水も飲ませてもらえなかった。授業終了後、保健室に搬送され熱中症と診断をされた。このような事象があったと伺っております。こういったことは把握なさっているでしょうか。
4、新生児、乳児訪問について2点質問をさせていただきます。1点目、生後2か月までの御家庭には、保健師または助産師が訪問することになります。しかし2か月以降は全て保健師が訪問。期間にとらわ
れず相談内容により2か月以降でも助産師が訪問できるようにしてはいかがでしょうか、お尋ねをいたします。2点目、66.6%の訪問実績ということでございます。しかし訪問依頼のないところにこそ、もしかすると助けを求める声があるようにも思えます。他市では全戸訪問を実施しているところもございますが、本市でももう少しでございますので全戸訪問とするようにしてはいかがでしょうか、お尋ねをさせていただきます。防犯カメラの設置について質問をさせていただきます。因果関係はないとのことですが、近隣他市との比較では、明らかに本市は防犯カメラの少ない町と認識されています。また、警察から防犯カメラの閲覧や確認、そういった依頼はおおよそ週に何回ぐらい、何回程度来訪があるのでしょうか、お尋ねをいたします。
以上、2回目の質問を終わります。
【行政経営部長 答弁】押印の法的効力について
市の手続におきます押印のことについて、再度の御質問をいただいております。議員からは、まず本市の財務規則の48条、49条の規定に関して印影のことについて、また不動産関係の本人確認にそもそも判こが要るのかというようなお尋ね、また国等の様式等の押印でわざわざこの動向を確認する必要があるのかと。ちょっと細かいお話のことを言うよりは、こういった押印の手続と申しますのは、これまで慣例的に行われてる部分もあろうかと思います。先ほども御答弁申し上げましたけども、これまでのそういう慣例的に行われてることにつきまして、全体的に大きな動きがあるのかなと思っておりますし、国の動向があるということも先ほど御答弁申し上げました。また他市も、同自治体同じような形で、どんな形で取り組んでいるかということもございますので、これは十分に調べた上で、またそういうものについて可能なものに関しましては、これは関係部とも協議を進めながら見直しに向けた取組を進めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上でございます。
【児童部長 答弁】】子ども医療証について
子ども医療証につきまして、2点御質問をいただきました。まず1点目ですけども、この医療証について意見はなかったのかということでございます。今回年齢を拡充したことによって、この形にしたということではなくて以前からこういった形状でございました。で、この間におきましても、御利用いただいている市民の皆様から特段担当課のほうには、この形状による使い勝手についての御意見、御要望というものは頂いておらないというところでございまして、この形で今回させていただいたということでございます。それから2点目、財布に入れるタイプとこの形、どちらのほうが紛失のリスクが高いという御質問でございました。実際、現状で申し上げますと、受診、お医者さんにかかられる際にこの医療証をお持ちになられる際に当たりましては、例えば母子手帳に挟んでお持ちいただくであるだとか、あるいはお薬手帳、こういったものに挟んでお持ちいただくなど、様々に工夫しながらお持ちいただいてございますので、どちらがリスクが高いとかいうことではなくて、そういった工夫をしながらお持ちいただいてると、このように考えてございます。
以上でございます。
【教育監 答弁】熱中症対策について
まず1点目の発生件数の多い学校と少ない学校の差はどういうことかというお尋ねですが、熱中症を疑う症状の発生件数に差が生じておるのは、熱中症の症状自体が多様に表出するため、その特定に差異が生じたことも理由の一つと認識をしております。二つ目の猛暑が続く中、体育の授業を実施する必要があるのかということにつきましてですが、学習指導要領に定められた授業時数を年間指導計画に基づき実施することから、通常夏季においても熱中症等の防止に十分配慮した上で授業は行っております。また、例年この時期は水泳を実施しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響から、本年度は水泳を中止している学校も一部にあることから、グラウンドや体育館も活動場所としております。本年度は6月に学校を再開して以降、徐々に体力を回復させ、本年度内で実施すべき履修内容に取り組んでいるところであり、引き続き児童、生徒の健康管理に留意しながら取り組むよう指導してまいります。3点目、具体の事例の御質問がございましたが、学校で生起する個別案件については担当室が集約しており、重篤なものや関係機関等と連携が必要なもの等、担当室の判断によって報告を受けますが、ただ今例示いただいた個別案件については報告を受けておりません。いずれにしましても熱中症予防については指針を示し、WBGT値を随時把握するための測定器も配備しており、また体育の授業や部活動が原因で入院を要するような重篤な症状の児童、生徒は現在のところおりませんが、改めて未然防止に努めるよう注意喚起を図ってまいります。
以上でございます。
【健康医療部長 答弁】新生児、乳児訪問について
新生児訪問につきまして2点御質問いただきました。まず1点目の生後2か月までは助産師による訪問のこの期間の見直しについていただきました。現在、助産師の訪問につきましては生後2か月までとしております。これはその期間が母親の体調管理や、母乳育児等についての相談が多いことから、専門家の助産師による指導が有効ではないかというところで期間を設定しているものでございます。しかしながら本来この相談事業、訪問事業といいますのは、相談の受けたい方にきちんと相談に行くことが本来の目的でございます。また助産師、保健師、それぞれの持分での役割分担もございます。そういった観点から、助産師の訪問期間2か月がいいのかどうかも含めまして検討を進めてまいりたいと思います。2点目いただきました、この新生児訪問の訪問率のアップということででございます。現在、先ほども御答弁いたしましたが、この訪問事業年々件数は増加をしてきているところでございます。保健師や助産師が訪問することで、育児の不安、悩みを早期に把握して必要な支援につなげたいと思っております。そういった意味では、我々今まではいろんなチャンネル、先ほど御答弁いたしましたように、両親教室、ホームページといろんなチャンネルでの周知でも図っているところではございますが、必要なところに必要な訪問とい
うことで、児童部等の連携も踏まえ、見据えながらも100%訪問できるように取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
【危機管理監 答弁】防犯カメラについて
防犯カメラにつきましての御質問をいただいております。本市の防犯カメラにつきましては、先ほども御答弁させていただきましたとおり、道路上または公園の台数、26年、27年に地域の自治会に対して補助を交付して設置した50台を合わせまして693台の防犯カメラが設置されております。この本市における防犯カメラ設置につきましては、吹田警察署ともですね、十分に意見交換をし、また地域の皆様とも意見交換をする中で、例えば各小学校区への出入口になる箇所であったり地域の方々がよくお使いになる道などについて犯罪効果抑止の効果が高いと言われる場所について設置をしてきているのが現状でございます。
また、防犯カメラと申し上げますのは、その場所を点で捉えるものではなくって、本市の防犯カメラにつきましては面で捉えて全体でカバーをしていくという考え方に立った上で、防犯力の向上に向けた運用を今現在してるところでございます。御質問いただいてます警察からの閲覧回数ということでございますけれども、令和元年度になりますが、年間で488件の画像の閲覧申請をいただいております。各月別ごとの、申し訳ございませんがデータが今持ってはおりませんけれども、月40件から50件程度の申請があるものと承知しております。
以上でございます。
議長のお許しいただきましたので、3回目の質問をさせていただきます。その前に、先ほど児童部長から御答弁いただきましたプラスチック製のカードなんですが、既存の今の大きさとカードサイズとどちらが病院に行くときに便利だと思いますかという質問がありましたので、後ほどそちらのほうも御答弁いただきたいと思います。それでは3回目の質問に移らせていただきます。
1、押印の法的根拠について3回目の質問させていただきます。先ほど大変御丁寧に御答弁をいただきましたと思います。ありがとうございます。確認ですが、それでは国の統一様式に押印欄があるもの以外、本市に提出書類につき三文判の押印、捺印は必要ないということでよろしいでしょうか。御答弁よろしくお願いいたします。
続きまして、3番の熱中症対策について質問をさせていただきます。前もって猛暑日が予想される季節の授業をほかの科目に置き換え、なおかつ、それでもその上にも7月や9月の暑い日は熱中症の対策を万全にして、そしてその上で学生指導要領に定められた授業数をしっかりとこなしていくということが最も合理的な判断かと思います。教育長、いかがお考えでしょうか。お尋ねをさせていただきます。
防犯カメラについてですが、警察からの閲覧要求の数488回ということで御答弁いただきました。1日に1回以上、必ず警察のほうが閲覧に訪れているということでございます。その御答弁からも、この防犯カメラの効果というものは、やはり大変大きなものなんだなというふうに改めて認識をさせていただきました。本市におきましても増設の検討、また自治会単位でのいわゆる市民の皆様が防犯カメラの設置をしたいというような要望があったときに、市の補助を再度再開させて、その防犯カメラの設置ということもしっかり考えていかなければならないのではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。
以上で質問を終わります。
【行政経営部長 答弁】押印の法的根拠について
議員から3回目の確認の御質問をいただいております。国の統一様式に押印欄がなければ押印は必要ないかというようなお尋ねかと思いますが、法令の中でですね、本人確認のためにかどうか分かりませんが、押印が必要だという規定があれば様式欄に押印欄がなくとも必要となる場合もあろうかと思います。ですので、様式の中で押印欄がなければ直ちに押印の必要がないということにもならないのかなと。あくまでも法令上の規定の中でですね、押印を求めてる場合があれば、それは押印の必要があるのかなと、このように思っております。以上でございます。
【児童部長 答弁】子ども医療証について
先ほどの御質問の中で、どちらが便利かというところ、答弁のほうが漏れておりまして申し訳ございませんでした。先ほども御答弁申し上げましたように、利用に当たっては様々工夫をして御利用いただいておるんですけども、特段この現状の形で不便だという、使い勝手が悪い、こういった御意見とかは頂いておりません。実際、カード形式とこの現状の形とを両方使っていただいてというわけではないので、どちらが不便だというところは分かりませんけども、今後も市民の皆様の御意見、御要望等には丁寧にお伺いさせていただいて、引き続き子ども医療費助成制度全般の充実に努めてまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
【教育監 答弁】熱中症対策について
猛暑日が続く時期に他の科目に替える等工夫をしてはどうかという御質問について、まずは担当より御答弁申し上げます。体育を含む全ての教育課程につきましては、各小・中学校長の権限において学校ごとに編成をされております。これまでも指導計画に基づく実施に当たり、気候等の諸事情に留意しながら児童、生徒の健康保持及び安全確保に努めてまいりましたが、引き続き適切な時期に適切な教育活動を行えるよう柔軟に対応してまいります。
以上でございます。
【教育長 答弁】熱中症対策について
酷暑の状況は年々激しさを増し、昨今、屋内外問わず熱中症は発症しております。児童、生徒の健康を守るため、発達段階等に配慮しながら授業を進めることは必要と認知しておりますが、同時に熱中症はなくしていきたいと強く思っております。今の質問議員の意見は参考にさせていただきたいと思っておりますし、引き続き我々としては教育環境の改善、充実を図りながら熱中症対策に努めてまいりたい、このように考えております。
以上でございます。
【危機管理監 答弁】防犯カメラについて
御質問いただいております自治会への補助金、防犯カメラ設置に対する補助金ということで御質問をいただきました。地域の防犯カメラにつきましては、平成26年から2か年にわたりまして大阪府の補助金も一部入れながら、連合自治会単位で8地区50台を設置してきていただいたところでございます。地域におきましては、これまで維持管理の面であったり運用の面であったり課題があるということでお声を頂いております。そういうこともありまして、平成28年度から計画的に市内全域に防犯カメラを吹田市のほうで設置をして、一元的に管理、運営をしてきたところでございます。御質問の地域の補助金につきましては、現在地域が自主的に設置をして管理運営をする防犯カメラについての補助金につきましては、現在検討はしておりません。御答弁で申し上げましたように、来年度以降、本市の防犯カメラにつきましても更新をしていくという時期に向かいますので、吹田警察とこれまで以上に綿密な連携をするとともに、市が設置した防犯カメラについてのその位置、もしくは画角と申しますか、カメラの角度、映る方向等についてですね、十分に意見交換をした上で、その地域地域ごとの特徴もございますので、そのあたりも十分に踏まえた上で犯罪の認知件数の減少につながるように、より効果的な位置に必要な台数等の検証を行った上で、加えて管理運営の視点も踏まえて引き続き検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
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